宣教師ザビエルの遺体公開 インドで10年に1度

【オールドゴア共同】インド南部ゴア州オールドゴアで22日、16世紀に日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルの遺体が一般公開された。
10年に1度の機会で、来年1月4日までの公開期間中、主催者側は約500万人の来訪を予測している。
遺体は通常、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産である「ボム・ジーザス教会」に安置されている。
数千人の信者が見守る中、透明のひつぎを聖職者らが路上を担いで運び、公開場所の約500メートル離れた別の教会に移された。
あおむけの状態で衣装をまとったミイラ化した遺体が通り過ぎると、沿道の信者は合掌